2019年ワインブドウの輸入苗枠確保

ご無沙汰の投稿です。

苗の植え付け後、適度に降雨が続いてくれたため根の活着が進み、現状9割5分くらいで発芽しています。
早起きのと寝坊助のとでは伸びが違いますが、今は芽かきとツマグロアオカスミカメムシ(葡萄や茶によくつく害虫)の除去で忙しくしています。

カスミカメによる害は発芽タイミングによって状況が違うようです。
今年は発生が遅れていたらしく、5月植え付け後にすぐに発芽した早起き苗たちは全く被害がなかったのですが、寝坊助たちは相当な数をやられています。
オーガニックでワインを作り上げていきたいので、カスミカメに効果のある薬剤が見当たらないのです。
石灰イオウ合剤を薄めにして散布すると忌避効果があるとかは聞きますが、実際どうなのかは不明。
オレート液剤というオレイン酸主成分の農薬も有機認証では認められていないものでした。
もしかしたら気門封鎖で効果があるかもしれないマシン油乳剤を2日前に動噴でしっかりとかけましたが、効果あるのかはまだ分かりません。

最近お茶農家さんで有機認証取得されているところが非常に増えているので、彼らはどのようにしてカスミカメ防除を行っているのか非常に興味のあるところ。
お世話になっている方の伝手を辿って、現在聞いている状況です。

畑では昨年ジャガイモやカボチャを収穫できていなかった場所から新たな生命が生まれ、ブドウ畑らしからぬ状況になっています。

更にはウドも一緒に育っています。

ところで先日植防から連絡があり、2019年の輸入苗の枠を50個体分いただけることになりました。
当初、希望者が相当に多いので無理かもしれないと言われていたのでよかったです。
今のところガメイかミュスカ、フルミントに興味があります。

「2019年ワインブドウの輸入苗枠確保」への2件のフィードバック

  1. こんにちは。
    日本の苗木屋さんで買えなさそうなブドウ苗木の輸入を考えておりまして、ネットで情報を探しているとき、こちらにたどり着きました。
    情報が少ない中で、じきさんの記事は勉強になります。
    ただ私の場合は、ナーセリーを探す・見つける段階でつまづいていますが…。
    どうぞ、よろしくお願いします。

    1. こんばんは。
      よろしくお願いします。

      苗木なくて困りますよね…。
      北海道では産官学で動いてまして、近い将来輸入苗がある程度の数量輸入okになるかもという状況です。

      ナーセリーはgrapevine nurseryと検索すれば北米、欧州、オセアニアのがガサガサ出てきますよー!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です