じきの畑産ぶどうにて初醸造

10Rでの2019年度のワイン醸造シーズンが先月末から始まりました。
今シーズンも勉強させていただきます!

一方じきの畑では、2年前に植え付けを行ったツヴァイ、ピノブラン、ソーヴィニオンブラン、シャルドネ、グリューナーフェルトリーナの強樹勢の個体で着けていた実を収穫しました。

初収穫は家族で。

全部で9.6kg
シャルドネが一番多い。ということは一番暴れる可能性が大きい…。




そして翌日10Rにて手動式バスケットプレスで初しぼりしました。

量が少なすぎて尺を取るにも正確な値が分からず…。
斗瓶に2日おいたあと、10/6に1升瓶3本に分けて澱引きしました。




さて、今週末はエコビレのツヴァイの収穫です。
これは10Rに持ち込みセミMCにてスティルの赤を造る予定です。
700kgくらいあればいいな。とにかく、ものすごく楽しみです。
その準備として、横浜からの修学旅行生と除葉をしました。
実りが少ないので、病果も多くはなく、収穫前日に病果を抜く作業をして当日を迎えられればと思います。

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お手紙頂戴しました

じきでは3年前から修学旅行生の受け入れをしています。
色々な生徒さんがいますが、中には嬉しいことにうちを気に入ってくれ手紙をくれる生徒さんも。
そんな手紙を受け取ると、やっていて良かったな、食について考えてくれる機会を持ってくれて良かったななんて思います。

最近東京からの受け入れの生徒さんと親御さんから続けてお手紙をいただきました。
そして、かみさんと息子の三人で受け入れたときの思い出話をしています。
また来てくれることを願って。

今シーズンは残り一回です。最後はサツマイモ堀りを計画中です。

ヴェルトリンスケ・ゼレネ

調子がいいです。

開花は若干遅めですが、今年は雨も少なく花振るいなく着果もしっかりしました。

米国からきて3年目のドイツ系クローンです。今シーズンごくわずかですが収穫できそうです。

来春からヨーロッパから輸入したニュージー系クローンが2系統きます。

当面は自分の畑で増やすことしか考えていません。

キャップが外れにくいということもなさそう。

現状を観察する限り、この品種はこの土地に十分に合っているのではと思わせてしまいます。

2018年も終わりますね

今年も無事終えることができました。
来年もよろしくお願いします。




、と畑に伝えてきました。
ぶどうの木はすっかり雪の下です。
春までお休みなさい。。

 

来年は畑造成して更に増やす予定です。




無理のない範囲で頑張ります。

輸入ぶどう苗(穂木)の隔離圃場育成経過

先日所用で関東へ行く機会があり、つくばへ昨年輸入した苗木の経過観察と施肥をしてきました。

輸入時、穂木にカビが付着していたところから最初に置いた場所は一般の隔離施設ではなく、
完全隔離されたガラス室でした。その後、カビが問題のないものだったことから通常の隔離施設へ移動したとのこと。
落葉後、一芽剪定を依頼していたので写真のような状態でした。

2本植え付けたものは育成状況の良い片方を残して切っているため、1鉢に1本植わっている状態です。
この後、緑枝接ぎの検定と樹液接種などを行って来年3月あたりに晴れて余市へ持ってこられることになります。




周りでも輸入ぶどう苗(接ぎ苗や穂木)の隔離栽培が行われていました。
確認できたのはソービニオンブラン(穂木)とアルバリーニョ(接ぎ苗)。

ここ最近は輸入苗についての問い合わせも増えているよう。
ただ、国内に苗がないので輸入したいという問い合わせもある状況なのだとか。。
100個体/人・団体なので焼け石に水だとは思うけれど、そこまでないこの状況がいつまで続くのやら。
打開策として期待される民間施設での隔離圃場認可がスムーズに進んでくれることを祈るのみです。




これを見越してなのか植防でも検査法をより早く正確に行うため、緑枝接ぎでの樹皮剥離によるピッティング検査を止め、
PCRとエライザ法を採用する動きになってるんだとか。
これなら新品種やクローンを穂木を入れたい場合でも2年待たずても良くなるので、輸入者にとっては朗報です。

2017冬

1か月半ほど余市を離れ、岩見沢にて醸造の研修をしてきました。
いやはや、奥深いです。早ければ5年後ですが、自分のみで出来るのか少々心配にもなりました。
一方で新たな出会いが多々あり、非常に刺激を受けました。

余市に戻ってからは来春の植樹に向けて、葡萄を伐採する日々です。
今年一年お世話になった葡萄たち。
ありがとうございましたと言いながら倒していってます。

来春、ここと今年野菜を栽培した畑には新しい葡萄が植わる予定です。

今もしんしんと雪が舞っています。
明日も寒くなりそうです。

葡萄収穫おわりました

ようやく葡萄の収穫が終わりました。


気づけば約1か月。4品種のリレーでしたが、意外と長丁場。
だけれど、サクランボと比べると断然楽。売り上げも作りやすいし、サクランボが減っている理由がよくわかりました。




先日は神奈川からの修学旅行生に手伝ってもらいサツマイモ掘りを行いました。
ミミズや芋虫にキャーキャー言いながらも掘り出してくれました。

サツマイモは初めての試みでしたが、北海道でも問題なく栽培が出来ます。
最近は取り組む農家さんがとても増えてきたようですね。

 

並行して菊芋の収穫も。
こちらは樹勢強すぎて芋が出来ているのか少々不安でしたか、大丈夫でした。
手ごろな大きさのものが結構取れました。

さて、この後は大根やら白菜やら秋野菜満載です。

本格的な冬到来まであと少し。ラストスパート頑張ります!

ぶどうの収穫後半戦

約ひと月更新が出来ていませんでした。
このひと月がブドウ収穫の最盛期で、10月上旬辺りまでで一段落着きます。

醸造用に栽培したデラウエア(ジベ処理1回の種有果)が残り1/3程度になったので今週末までに一気に捥ぐ予定となってます。
しかし、生憎の雨天と曇天。思うようにはいきません…。
この影響で実割れと蜂による被害、それに伴った灰カビ病の発生、最終的には酢酸菌による酢酸発酵まで出ている樹があります。
さっさと天気が回復して収穫しきれるよう祈るのみです。




今はナイアガラが仕上がってきたので、個別販売に向けて収穫&梱包作業してます。


デラウエア、キャンベルの冷蔵庫在庫もまだありますので、ご注文いただければ有難いです。
ご希望があれば、種あり旅路もあります。ジベレリン処理しない旅路はバラ房になっていますが。

今日は札幌では初霜観測したようです。
余市は雨ですが、降っていなければ霜が降りていたかもしれませんね。
もう冬はすぐそこまで迫っているようです。

そんなわけで先日、エコビレメンバーのヘルプをいただき、漸く薪の収納が一部終わりました。


これでいつでも冬が来ても大丈夫…はなず。

 

あ、煙突掃除まだでした…。

いもにぶどうに

最近投稿が出来ていませんでした…!が、ぶどう収穫に向けて順調に作業進めています。
9月5日~デラウエア
9月中下旬~キャンベル
9月下旬10月上旬~ナイアガラ
な感じです。
2kg1200円(送料別)です。
ネットやスーパー価格より抑えています 笑
ご希望いただける方、メールにてお問い合わせください♪




それと併せて、ジャガイモの販売も行います。
品種は、キタアカリ・男爵・メークイン・トウヤの4種類です。


無肥料・無農薬です。
基本サイズ・品種混ぜ込みですが、贈答などご希望有れば品種に関しては選り分けます。
10kg1900円(送料別)です!
少し寝かせてからの方が美味しいので、10月中旬くらいから順次発送いたします!

果樹経営支援対策事業(俗にいう改植事業)の認可が11月中旬位になるかもということで、今年の畑整備はほぼ出来ないことが分かり、気落ちしていました。早く畑整備をしないと来春の植え付けに間に合わない!サクランボの雨よけ3棟はチマチマ進めて先日全部解体し終えました。とにかく今できることをやるのみです。

遅れましたが、「じき」のロゴを砂川 空のアトリエさんに作成していただきました!
http://soranoatelier.com/index.html
4月に畑へ来ていただき、色々相談。
丘のイメージ、ぶどう栽培を潔くイメージしていただきました。
今後、ロゴを育てていくの私たちです。
バトンタッチを受けた身として頑張ります
!