日々考えるお客さんへの情報の透明性と伝達方法

モノづくりをする人間として、それを購入・消費してくれる方たちに真摯に向き合うことは非常に重要なことと思います。

翻って、その方たちがミスリードする可能性のある宣伝文句を謳うことは絶対にしないと決めています。

耳障りの良い文言。「これから~をやります」的なことがメディアに取り上げられると一般の方はすでにそのお店がそれを始めていると自身の中で換言し、記憶が上書きされるイメージがあります。
それを言うのであれば、最低でも期間・期限を併せて「~までにやる」と伝えては?と思います。
私自身、一般の方から過去に事実と異なることを「●●農園って~なんですよね?」と聞かれ、「まぁ、そうなんではないですか」と返答としたことが何度かあります。
ミスリードすることはお客さんの責任で、自分たちは関係ない。
そんなイメージが世間一般にあまりにも多い気がします。
特に食品関係。
同業者は気づいていてもお客さんは気づいていない。
上っ面の耳障りの良い宣伝。現実はそれとは異なる事実。
お客さんは気にしていない(最初から最後まで知らなければ特に問題はないのか…)レベルなのかもしれませんが、私にはミスリードを誘うような中途半端な文言を使うことに違和感しかありません。
旅行雑誌の食べ物特集など見ると辟易するくらいそのような文言が多いです。
「努力しています」「今後やる予定です」
私には販促のための軽いワードにしか見えません。
もうお腹一杯です。
可能なら現在進行形の形で発言してほしい。
出来ていない、やれもしないことを殊更に宣伝するようなことは絶対にしないと日々思っています。

最近悶々とあれやこれや色々考えることが多いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です